意外とゲームの販売の流れ知らない方がいるみたいなので
メーカー様の聞きかじりですが(しかも結構昔w)
ゲームの流れみたいなものを書いていきたいと思います
1・企画
会議、に始まり、会議、そう、なにはともあれ会議、
シン・ゴジラ並に会議
ここで見込める販売数、使える予算なども大まかに出します
万本級でウン億とか、
正直見た訳ではないのですが有名な
のようなまさに修羅場のイメージです。
2・製作
そして会議で決まった予算でスタッフを集めゲーム製作、
当然タイムスケジュール管理も大変
この間も会議はあります、とてつもないお金を掛けてかけてアルファロムが完成、
このアルファロムを基に会議を通してさらに煮詰めていく。
当然販促関係もすでに動いている場合もあります。
特に期待のシリーズ物最新作ならかなり早い段階から公表して「場」を暖めとかないといけませんし
この販促にもとてつもないお金が動きます
3・発注
大体発売日2カ月前に発注、
お店が「購入」するわけです。ここでメーカー様に初めて「売上金」が発生します。
「場」が温まっていれば発注もたくさん来るでしょう。
逆に発注が集まらない可能性もあります。
滅多にないのですが「発注が集まらず発売中止」になったゲームの例もあります・・・・
4・生産
無事ゲームがマスターアップ!(完成)
いよいよ生産に取り掛かります。
目安は集まった発注+α、
この+αは追加発注分としての生産になりますのでやはり「小売からの発注=期待値」
で、多く作るか少なく作るかが決まります、
ただ、最近は発売日2週間前受注(PS系)のシステムもあるので
やはり(+αは)そこまでは沢山用意されていないのではと思います
5・発売
で、発売
吉と出るか凶と出るか・・・・・
メーカー様も、小売りもドキドキです。
当然DL販売も始まりますので小売とは別の「直接の売上金」が発生します
と、こんな感じ、
ここで話したのはPS系のソフトの話ですが
聞いての通り「メーカーの倉庫に在庫が積み上がる」余地はほぼありません
まぁ・・・・・ROMカセットを採用していた3DSは「生産の遅さ」もありますので
メーカー様や問屋さんにあるって話は聞いたような気がしますが・・・・
いかがでしたか?
最近は雑誌やゲームクリエイターのTVドキュメント番組もやってますので
「そんなん知ってるよ!」って言われそうですがw
ちょっとゲーム屋ブログらしいネタをブっ込んでみましたw
コメント
コメント一覧 (26)
管理人
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2週目以降長期的に売れることが少ないPS市場では頻繁に値崩れを起こしている原因かもしれない
KH3、モンハンワールド、レフトアライブ然り、SNSの発達で評判が広がりやすいのも影響があるな
これはDL版が主流となりつつあるPS市場の特有の問題でもある
あ、そういやニンテンドーラボロボットが2000円で売ってたなw
今度買おうかしらw
管理人
が
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後はまあ受注数の数パーセントを在庫として作り置いておきます
当然受注数が上がる程パーセンテージを下げていきます
会社によっては在庫数を均一化したりもしてますね
今時何十万売るぞーって企画したからって何十万も実際に作る会社なんて中小でも無いですね
たまーに在庫が溢れたりするのはデータ打ち込みのミスか受注先の倒産です
管理人
が
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管理人
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小売店にとってデメリットしかないような
実績配分(押し付け配分)が今でも未だ存在しているのか不思議です
管理人
が
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「抱き合わせ販売」や「優越的地位の濫用」にあたります。
が、任天堂などの実績配分では、お店が実績配分を忖度して商品を購入していたり、暗にその商品の購入を実績にするかのように匂わせる程度にしたりしたら、立証が難しいので、現状はグレーゾーンになっています。
>> 任天堂ハードでは任天堂ゲームしか売れないという共通認識があるなら、任天堂が実績配分でも誰も困らない気がしますね。
これは嘘です。小売りはPSソフトや任天堂以外のサードソフトなどの商品も取り扱うので、そこの仕入れに影響があるため、他社に対しての不当競争になってしまい、独禁法違反になります。
管理人
が
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小売は銃付きつけられて任天堂ゲー仕入れさせられてるの?w
そもそも去年のソフトシェア、1社で半数近いのだから不当競争も何も
ハード問わず「小売が任天堂ゲー以外仕入れたがらない」という方が近い
そもそも任天堂の場合値崩れを異様に嫌う為「欲しいだけくれない」パターンが殆どです
他社にとっては有難いでしょうね。
管理人
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これこそお店の問題なのでユーザー様には関心ない物と思っていましたが
11.様のこの場合の「銃」が品薄の頃の「SWITCH本体」であり「ポケモン」であり「スマブラ」
であります。それは大手になればなるほど何物にも代えられない物になります。
管理人
が
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まあゲームが主流じゃない家電屋のワゴンにアミーボが積まれてたりしたけど
ダンボールもだけど、ゲームと関係ないことするからそういう噂が立つんだよ
管理人
が
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管理人
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都市伝説??
管理人
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「任天堂が決断した「過去のしがらみ」との断絶
ソフト流通の大改革は実を結ぶか」
で検索されてみてください。
「東洋経済」というメジャー雑誌の記事です。
管理人
が
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そこらへんの企業まとめサイトと変わらないですよ。
管理人
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あまり売れない思われる商品は、発注上限以下で発注しますが、それが人気商品だとその発注上限数以上に本当は仕入れたい(予約を入れたい)けど、仕入れられないのか現状かと。
しかし、この発注上限が過去の取引実績で暗に決まってくるので、将来の商品の発注上限をあげるために売れないかもしれないけど商品をある程度購入して実績としているというのが実態なんじゃないのかな。
昨年の2018年4月から任天堂商品の取り扱いは、販売子会社の任天堂販売が100%(ハピネットを含めるとサードを含めて全任天堂ハード関連商品の100%になる)になったので、小売りに選択の余地がないですね。
藤田屋事件のように商品の仕入れ時に売れなかった在庫商品を売りつけるような直接の「抱き合わせ販売」ではないにしても、業界シェアと将来的な人気商品をもっていることをベースにして取引を半強要していれば「優越性の濫用」にはなります。この「優越性の濫用」は、対等な取引が可能な大手販売店ではなく、弱小の小規模なお店に対してされるようです。独禁法では、「抱き合わせ販売」も「優越性の濫用」も禁止事項です。
過去のなりぞうさんの書き込みから上記のように考えました。なりぞうさん、間違っているかもしれないので、もしあればご指摘ください。
管理人
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管理人
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公正取引法違反である可能性が考えられることからでしょう。
売れないソフトを発注しないと売れるソフトが配分されないということは、本来売れるソフトだけなら価格を少し下げられたのかも知れないのですから、消費者へのシワ寄せがくるわけです。
このあたりが、独禁法や公正性と自由競争を阻害しているとみられるということからでしょうか。
実績配分とは言葉のあやで、発注配分つまりは今話題のコンビニ問題と同じで、メーカーは小売りに利益が出なかろうが儲かる仕組みです。
本来は、売上ではなく利益でみることでwin-winの関係でビジネスは成り立ちますが、なんとか利益のいいときはいいのですが、売上は出ていても利益がでなくなってくると小売りだけが、立ち行かなくなるシステムでもあるわけです。
管理人
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